ちょっと異色の記事です。ちなみにパニー島です。
こんにちは、私はとうふです。シルエット探偵の助手をしています。
今日もいろいろな事件を黒い影で解いてきて…
おや、誰か来たようだ。この事務所は依頼者ですぐいっぱいになる。
シルエット探偵はとても有名だ。
だが、おかしい。学生ばっかりだ。
制服を着た、スカイ学校の生徒がぞろぞろ入ってきている。
とりあえず、(かわいいくて…etc)ちとせと名乗る女子生徒とサバンナという女子生徒、そして巷で人気の保育園児、レム君を応接間に入れた。
ちとせ(以下㋠)「あのっ!シルエット探偵さん!実は濡れ衣を着せられてるんです!」
助手(以下私)「濡れ衣?!誰が、どんな?」
シルエット探偵(以下㋛)「ちょっと、とうふ、落ち着いて!
ちとせさん、慌てなくていいので詳しく教えてくれる?」
サバンナ(以下㋚)「すみません!私です。濡れ衣着せられているのは。」
㋠「私たち、スカイ学校の生徒なんですけど。
七不思議のひとつ、人体模型を動かしているのが私たちだって!」
㋚「お願いします、誤解を解いてください。」
レム(以下㋹)「おねがい、やさしい二人がうたがわれてるのを何とかしてください!」
正直、シルエット探偵は引き受けないと思う。こういうのは噂話と同じですぐ消える。
好奇心の強さから探偵になった彼女だ。
金の有無というよりかは、うわさ話に好奇心は沸くはずもなく、そんなことに
かまけてなどいられないだろう。
しかし、シルエット探偵にも弱点はある。
背が小さいのもそれに入るだろう。小さい故に小さいものには共感性意識が生まれる。
彼女は、年齢の小さいもの(つまり今回でいえばレム君だが)には甘い節がある。
㋛「し、仕方ないわね。引き受けたわ。じゃ、帰って。」
㋚「え?あの…引き受けていただきありがとうございます…ですが…」
㋠「あの…でも私たち、もっと詳しく話をしたほうがいいんじゃ…」
㋛「いらないわよ、そんなもの。観るから。でも、なんでサバンナさんに濡れ衣が着せ られたかの 理由は知りたいわね。その理由となったことをした時間は?」
㋚「あ、ハイ。観るって…?あ、多分昼休みだと思うんです。人体模型とか使って勉強 していたから疑われたんだと思うので。その後、5時間目に人体模型騒ぎが。」
㋛「ふ~ん、じゃあ人体模型が動かした犯人がいたとして、5時間目に騒ぎがあったん だから犯人は昼休みに準備をしたことになるわね…。オッケー、昼休みの時間は知 っているの。だから、もういいわ。また明日来て。」
彼女たち半信半疑に帰っていった。次の客を呼ぼうと思ったら何故が、
あんなにたくさんいた学生がいなくなっていた。
㋛「へんねぇ、あんなに学生がいたのに。」
私「シルエット探偵!早速調査開始ですか?」
㋛「え、えぇ。オッケーよ。」
そう、シルエット探偵には彼女独特の捜査方法があるのだ。
次に続く
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とまぁ、結構変に想像力を働かせて、気が向いた時にパニー島を訪れるとうふです。
続きはいつか書きます。読んでくれたらいいな、みたいな。